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美しの沼

客席より愛を込めて。

恋ではなくて生き方の選択『Dance with Devils~D.C.~』

舞台感想 内藤大希
Dance with DevilsD.C.(ダ・カーポ)〜」

春にあった舞台の再演です。同じ年に再演かかるってそんなに多くはないと思います。今回、再演にあたっては演出の変更やキャストの一部変更はあったんですけど、それ以上に続投キャストの熱を感じました。やっぱり短期間で再演が決まるっていうのはそのステージの、演じてきた役者の評価だと思うから、本人たちも嬉しいよねぇ。*1

 

二つのルート

今回の再演のポイントはレムENDとリンドENDの二つのエンディングがあること。

若干、演出の変更はあるものの、初演を踏襲してるのがレムENDでリンドENDが追加された形です。元が乙女系コンテンツの舞台化なので、基本的に主要キャラは皆、ヒロインのリツカが狙ってるし(色んな意味で)、皆それぞれ推しキャラのENDが観たいだろうけど、話の軸として、現実問題やれるのはレムかリンドの二択だと思うので、なるほどなと思う一方、初演の段階で、レムに告白されて、リツカがどちらを選ぶ??ってスクリーンの文字があったので、そこの分岐とラストシーンが違うくらいかなって予想していました。

が、意外としょっぱなから構成が違ったので、両方観れて良かった。物語の視点は割と変えていて、役者で一番変更点が多いのはノエルかな。

デビミュは初演の時から「ホランド」と「ノエル」という二人の舞台版のオリジナルキャラクターが出てくるんですけど、それぞれ「ホランド」は「レム」の、「ノエル」は「リンド」のキャラクター造形や背景を深める役割があって、原作からのファンがみても、違和感がなく、アニメやゲームに逆輸入してもいいようなキャラクターになっていると言われてます。なので、リンドを軸に同じ物語を展開していくときに、リンドを補完する役割を持つ「ノエル」の出番が一番変更点が多かった形。

法月くん、いくら再演やシリーズもので新しく覚えなきゃいけないナンバーは少ないとは言え、SLAZYとデビミュの掛け持ちで大変だなぁとしみじみ観てました。

リンドを軸にするといってるので物語がスタートする時点でのリンドのイギリスのシーンからスタートして、リンドとノエルのシーンが追加される分、レムとホランドのシーンが少し短縮され、その後、主要キャラが日本に来てからの流れは基本的に同じ。

冒頭が思った以上に違うのでどういうエンディングの差が出るのかなぁと思ったのだけど、逆にエンディングは思ったほど違わなかった。というかリンドENDなんだけど、やっぱりレム様がかっこいいんだよね。。話の流れが一緒だから基本的に助けにくるのレム様だし。リンドはヒロインにとっては「兄」(実際には血がつながっていない)だから。

結局、どちらかを恋愛的な意味で選ぶというより、リツカ(ヒロイン)が人間と悪魔どちらの世界で生きるかを選ぶ話になるので。リンドENDは「レムを選ばないEND」だなと。

そこがこの舞台をきちんと単なる乙女系2.5舞台ってだけじゃなくて、統一された舞台演出の美しい物語にしてる部分ではあるんだけど、少し伸びてもいいので、もうちょいリンドENDを謳うならリンドにときめくシーンも欲しかった。

 

演出のこと:新衣装が最高

リンドEND以外の大きな変更点として。クライマックスのバトルシーンに合わせて、主要キャストに新衣装が追加された。所謂、悪魔衣装。

初演のときは皆、制服というか学園で過ごしてる服のままだったのだけど、今回は決戦の時に着替えてくる。

それが皆、よく着こなすなって感じのお腹が出ていたり、よくわからない襟がついてたりする衣装なので、似合っちゃうイケメン俳優はすごい。

 

ローエンは割とマントとかのついてるファンタジーな衣装です。あれはかわいい。

あと、個人的にローエンの演出の変更点として、吸血鬼さんに思い切り、刺されて悲鳴を上げる場面があるんですけど、そこがたまりません。本当に最高。

 

 

登場キャスト

メインでいうと、リンド、ウリエ、ジェキ、ホランドの四名が新キャストでした。

極端にだめだった人はいないけど、演技インパクト面では初演キャストに負けるけど、歌はそこそこ頑張ってるって印象だったかなぁ。

リンドとウリエは確実に初演の二人より歌はうまかったと思うのだけど、何しろ初演のウリエは褒めてるわけでも貶してるわけでもなくひたすらに「濃かった」のでw

初演のリンド兄さんの平牧くんのお顔がすっごく好きなので、今回のリンド兄さんの顔はきれいだけど、私にとって印象は少し薄いんですけど、歌手をされてるだけあって、萩尾リンドくんはお歌は今回、推しと法月くんに次いで上手かったんじゃないだろうか。平牧リンドは見た目は最高に好きだったけど、お歌がアレだったので。

ジェキの田中涼星くんはスタイルが良すぎる。気持ち悪さと歌では初演の勝ちだけど、長すぎる手足を活かして、怪しい雰囲気はしっかり出てたし、歌も悪くはなかった。個人的に田中ジェキが元月組トップスターの紫吹淳さんにそっくりすぎて観るたびに笑いをこらえていましたが、同意してくれる人が全然いなくてつらい。顔も似てるし、足が長いところも似てる。

山田ホランドは頑張ってはいたんだけど、この役に関しては初演が芸達者すぎたので、まぁ、普通の2.5次元のキャラならこんなもんだろうなぁと。今年から本格的に舞台にどんどん出てるみたいなので、山田くん本人に関しては現時点では何とも。

 

続投組は概ね、歌やダンスが上手くなっていて、初演の時に、2.5舞台としては演出はすごく好きなんだけど、歌が下手な数人が気になって仕方ない。だからやっぱり2.5にはまり切れないとか失礼なことを言っていた私としては、明らかに上手くなっていることに感動しましたよ。特に初演比較だとシキが上手くなっていた印象。もちろんまだまだだけどね。

神永くんは実はすごくいい声をしてるし、今回、アクションの切れがより増してて、体を動かしながら歌うのは大変だと思うですごいなぁと。彼は本格的なボイトレしたら2.5系ならどこいっても上手いって言われるくらいまではいけそうだなって思います。

 

で、ノエルの法くん。もちろんカンパニーで二番目に歌が上手かったのは間違えないんだけど、今回のリンドENDでのノエルさんの歌のメロディラインは実は法くん苦手なラインだったんだろうか。私的にはイマイチかなぁと。圧倒するような歌ではなかったので。忙しいとは思うけど、法くんはミュージカル俳優として評価するならもうちょっと歌のメロディはもちろん、歌を役でもっと歌ってほしいなぁと。レムENDの方は完成されてたので全く問題ないです。

 

で、ローエンさん。

春よりしっかり音がハマってたので。役の解釈が深まったのはもちろん、歌唱力、この半年でも伸びてるなって実感できて何より。ロングトーンの音ハメが明らかに良くなってるから音程というより、体幹とかなのかな。今後、難しいコーラスワークの中で自分のソロを歌うのに必須な部分だと思うので、必要なスキルが身についてきてるんだなぁと嬉しい。

あとは、3月のときも思ったけど、周り(キャストはもちろん観客からも)から歌が上手いって褒めてもらえるから2.5ミュージカルは楽しそうで何よりです。

注文をつけるとしたら所作も基本的には美しかったけど、カテコとかで時々、背中がまるくなるのよね。。背筋はちゃんと伸ばしてください。気をぬくな。。

 

 

 

今年はツキステとデビミュのおかげで2.5舞台楽しいなって思って、こうしてブログを始めているような部分もあるので、デビミュには本当に感謝です。

といいつつ、初演のDVDを私は買っていなくて、今回のDCもDVDが出るので、せめてどちらかは買おうと思っているのですけど、どちらを買うかで大いに悩んでます。

(会場特典のイベントに推しが出ないので予約してない)

 

キャスト変更組に関しては初演のが全体的には好きなんだけど、歌全般は続投組の成長も込みで再演のがいいんですよ。。あと悪魔衣装とかもあるし。

ただそもそもレム様のが好きだからなぁ。再演のDVDはリンドENDをメインで、レムENDはダイジェストらしいのが。。せめて全景映像いれてくれたらいいのに。

 

どちらがおすすめとかあったらぜひほかのひとのご意見も聞きたいです。

*1:今回、千秋楽は年末のド平日だったので入ってないのですけど、カテコで主演の神永くんが初演の前半は客席が埋まっていなかったのに、後半につれて埋まっていって、今回の再演は最初からたくさんのお客さんが来てくれたって話していたらしく、BBAは涙出そうになりましたよ

雪組『私立探偵ケイレブ・ハント』『Greatest HITS!』

宝塚歌劇 舞台感想

今年の宝塚おさめは雪組の本公演です。現役タカラジェンヌではだいもんの歌が一番好きだから大好きな歌で気持ちよく宝塚おさめできて幸せです。

ちなみに芳雄くんとだいもんが好きな私は今年のディズニーコン@大阪は最高にハッピーでした。だいもん、来年はおそらくトップスターになると思うので、次に共演があるとしたら退団後とかになっちゃうかなとかそんなことまで考えちゃうけど、ますますのご活躍を期待しています。

 

ミュージカル・ロマン『私立探偵ケイレブ・ハント』
作・演出/正塚 晴彦

正塚先生らしい作品。正直、派手さはないです。

もともとミステリとか探偵ものが好きな私としては、事件の展開そのものは、全く予想外なことが起きないので物足りなさもあるものの、肩の凝らないチームもの、正塚先生と言えばなスーツとソフト帽!を堪能できて名作とは言えないけど、割と好きな作品。

役は下級生全部にまで出番があるほど多くはないけど、路線キャストはそこそこ見せ場があり、芝居を見てるうちに、この脚本の「前後」の話が知りたくなるようなそんな味わいのある芝居。雪組の中堅〜路線スターが好きな人なら通うと楽しいんじゃないかなぁという印象です。

一年中、海外ミュージカルってわけにもいかないし(ショーも見たいし)、名作と言われても、毎回ウエクミ先生の作品で大号泣もしたくないわけで(ウエクミ先生の作品は好きですよ)、結構好きな、そして今勢いのある雪組でこう言う作品が観れたのはいいなぁと思うわけです。

スターのピラミッドがしっかりしていない、トップコンビの相性が悪い組でこう言う作品やったら確実に駄作認定だとは思うんですけど、後述しますが、上から下までの組子のまとまりがあると味わい深い作品です。

 

雪組は私が好きなだいもん(望海風斗)がいるので、まずはそこから。今回は久しぶりに主役と一切対立しない、白くて(クリーンで)可愛い役でした。

主人公のケイレブの相棒ということで同じ探偵でも気持ちで動く身軽なケイレブとは違う、どうも頭脳派っぽいジム。最初こそ、黒くないだいもんが久しぶりすぎて、悪い社長風に見えましたけど、お芝居を見てるうちに、可愛いワンコに見えてくるという。。

お芝居や衣装、すべてがおしゃれで可愛いんですよ。これは通ったらお芝居のいろんなところが見えてまた違った楽しみができるんだろうなぁと通えていない身でギリギリとしましたw

歌えば当たり前の美声ですし。お芝居ではラスボスソロとかではなく、探偵仲間たちと一緒に歌う感じでしたが、だいもんと歌うと咲ちゃんとか、一緒に歌ってる人も上手く聞こえるのはすごいなぁ。

 

他のキャストで今回は目立ったのは、やっぱりれいこちゃん(月城かなと)。彼女は正統派二枚目だし、悪役がかっこいい。今回、ショーではエトワールでしたが、歌も以前より上手くなったような気がします。彼女は日本モノが好きと公言している二枚目スターなので、組み替えで雪組を出るのはもったいなく思うんですけど、どうしても真面目、爽やかな正統派から抜け出し切れない部分もあるので、月組で個性を磨いてほしいです。個人的に95期はずんちゃんとれいこちゃんが好きなので応援してます。

彩彩(彩風、彩凪)はもちろん与えられた仕事はしてたけど、特に生三番手なはずなのに咲ちゃんはあんまり印象に残らなかったなぁ。翔くんのがまだこんなかっこいいのにちょっと頼りない刑事いるの!ってなったかな。

そして、やっぱりがおり(香綾しずる)はうまい。典型的な宝塚の謎の男で最初から最後まで無表情で言葉も少ない男。話のキーパーソンなんだけど、いなくても物語は進む。そういう役って下手な人がやると本当に浮いて作品を台無しにしちゃうと思うのだけど、がおりがやると、あー宝塚あるあるの昔因縁のある男来たわあああってなるし、話が台無しどころかしまる。彼女みたいな人がスターとしていると作品を観る楽しみが増えるよね。もっともっと活躍してほしいです。

 

スターさん以外だと、探偵事務所組の細かい芝居がとってもおしゃれ。コーヒーメーカーにこだわるコートニーさん(早花まこ)やひっそりジムを名前呼びしたいダドリー(真那春人)たちのちょっとしたシーンの芝居が粋で、多分事務所組の芝居がなかったり、クスりと笑わせる芝居になっていなかったら(過剰だったら)、この芝居は完全に駄作だったと思うし、そういう芝居ができる人がいると正塚先生のお芝居って楽しいんじゃないかなっていう印象です。

 

主役のちぎみゆはもちろん可愛かった。本当にこのままこの二人でアメリカンドラマで探偵物やって欲しい。

 

ショーグルーヴ『Greatest HITS!』
作・演出/稲葉 太地
東京公演がクリスマスにかかることもあり、クリスマスナンバーを含めて、どこかで聞いたことのあるメロディーばかりを集めた王道ショー。
 
楽しい。シンプルにそれですよ。
結局、人事的なことになっちゃうんだけど、相性のいいトップコンビに実力のある二番手、そして路線のタイプの違うイケメン男役と可愛い娘役がたくさんいるという、宝塚の理想の組の形が今の雪組にはあるので本当にあっという間なんです。
 
雪組はだいもんを除くと歌が弱いなぁと感じていて、今回急に歌うま組になったとは思わないんですけど、ただこのショーを見ていて、以前より良くなったなと感じました。
ドン・ジュアンとかで鍛えられた部分に加えて、だいもんのソロからのつなぎをダンスなどで上手く見せていて構成の妙だなと思います。
 
だいたい雪組が誇る超絶イケメン(大ちゃんと、れいこ)をトナカイに引き連れてトップスター様がサンタクロースしてくれる時点で雪組のサービス精神はすごい。
 
それ以外だと、だいもんの赤い戦士の場面がやっぱり印象的。
あそこだけ、なんか別のミュージカル始まってた。。あれ膨らましてイケコのロミジュリみたいなの作れそう。。
 
 
宝塚らしさを詰め込んだ雪組で、宝塚らしい二本立てが観れて満足。
今年の夏くらいまでは、久しぶりにがっつりと塚ヲタになるのも楽しいなぁって思ってたのに、人生何があるのか分からないもので、久々に若手俳優な推しが増えたり、若手俳優なのか??って感じの立ち位置だった元からの推しにでっかい仕事が決まってそれどころじゃなくなったりしたので、日付だけ聞いて行かなかったお茶会が二回。。
 
結局、来年も宝塚とは緩やかに付き合っていく予定です〜。
 
 
 

朝からの贅沢:恋の遠心力

舞台感想 内藤大希

朝劇 西新宿「恋の遠心力」を観てきました。

朝劇 西新宿 | MAKE YOUR DAY

 

恥ずかしながら、朝劇ってほとんどよくわかってなかったんですよ。

朝劇ってなに!?ってところから色々調べたら周りで観てる人もいたし、結構知ってる人も出ていたので、本当にスルーしていたんだなぁ。(とにかく朝に弱い

 

「朝劇」はその名の通り、まさに朝に上演されている演劇。だいたい平日(水曜が多いようです)の朝7時30分や、日曜の9時から上演されてます。本当に早い。。

「朝劇 丸の内」からスタートして、今は私が観に行った西新宿以外にも渋谷や下北沢でも違うメンバー、演目で行われているようです。他の作品も気になる。。おすすめあったら誰か教えてほしい。

 

チケット代金は2,500円なんですけど、そこに約45分のお芝居はもちろん朝食、ドリンク(好きなドリンクチョイス可能)も含まれています。ちなみに朝食の内容はコーンポタージュ・胚芽ロール×2・生ハムサラダ・ポルペッラのトマト煮込み・ヨーグルト ベリーソース)。

つまりべらぼうに安いです。びっくりです。

 

作品情報

朝劇 西新宿「恋の遠心力」12月18日(日)9時00分開演

出演:太田希望、橘輝、大野清志、森谷勇太、鎌田亜由美、野村龍一

ゲスト:内藤大希

 

要するにゲスト目当てですw

ゲストが発表された時にたまたまTwitterのTLにいたのでチケットが取れました。ゲスト発表前からチケットは売られていてゲスト枠用に追加販売されましたけど結構瞬殺で。当日も当然満席でしたが、ぶっちゃけいつも見かける顔をあまり見なかったので本当にラッキーでした。

ロングランで上演されているので、レギュラーキャストも公演日によって数名違ったりします。レギュラーの出演者の中には、スタジオライフの船戸さんだったり、あとは塩口量平さんもいるようなので、正直、ゲストとか関係なくまた観たい。これは役者が一人変わるだけでかなり印象が違う作品だと思います。

 

あらすじ
この瀟洒なカフェは、巨大な“宇宙エレベーター”の中にある。現在、地表に向かって下降中だ。
五ヶ月間、宇宙空間で過ごした日々も今日で終わり。大勢の乗客たちが、お別れパーティに興じている。
だが、若き研究者、伊吹だけは地球に帰りたくなかった。彼は恋をしてしまったのだ、エレベーターのクルーである、アンドロイドに…!
研究者、アンドロイド、医者、芸術家、パイロットたちが、叶わぬ恋を巡って大騒動。
“恋の遠心力”を打ち破ることはできるのか!? 

 

感想

会場は西新宿のレストランバー『GLASS DANCE新宿店』。新宿のオフィスビルの地下のビアレストランです。雰囲気ももっと朝っぽいカフェかとおもいきや、思いっきりバーでしたが、それをものすごく上手く使っていました。最初と最後に店のあるものを使ってるんですけど、それがすごく面白いなと。ここだけはネタバレしないでおきます。

 

女性2人、男性4人の1シチュエーション(物語では宇宙エレベータースペースシャトルのようなものの中のカフェ)での人物たちの会話がメインです。

会場のバーがのカウンターが「コの字」型のような形で、私は割と遅めに着いたこともあったので、最初から明らかに正面じゃない、カウンターの端に近い見切れな席だったのですが、全然問題なく楽しめました。強いて言えばゲストは遠かったけどもw

ある程度、座席の多いバーの向かい側を正面に演出はされているんですけど、バーカウンターを見事に芝居の中で使うので、カウンターの横から見ていると、会話劇の醍醐味、バーの外と中で話してるときに二人の顔が横から見れるんですけど、それがなかなか面白い。これ、たぶん、正面からカウンターの完全に外側から観ると、印象が違うんじゃないかと思います。

7時半開演のときに8時半までに終わるように(9時出社に間に合うように設計していると思われる)という時間の制約のなかで、約45分で作られているので、あっという間です。本当に中だるみがなくずっと芝居が続きます。

もし注文をつけるなら、すっごく面白い設定の芝居なのに、45分ではその設定の本当に表面の部分しか使っていないんですね。長尺で普通に2時間、3時間の芝居に仕立てられるだけの世界観があると思うのですけど、一方で45分なので全く飽きずに圧倒されて観ることができるという部分も感じる。会話劇のなかで、「宇宙エレベーター」の中にいることだとか、その近未来の設定を理解させていく脚本の力はすごいけど、本当に壮大な設定でもあるので芝居はもちろん、小説や漫画にしてくれても読みたいくらいでした。

個人的には45分できちんとドラマが展開して、ちゃんと結末があるのが素晴らしいとは思うので、同じこの宇宙エレベーターの中の別の視点だったり、全く違う人たちの話というのを「朝劇」で観たいです。

 

芝居以外で唯一気になったことは、役者と(常連)客の距離感かな。

キャパが超狭いなかでロングラン公演なので、本当に客席の半分くらいは常連だったみたいで。だから笑いが前のめりなんですよね。内輪ネタでは決してないのに、たぶんいつもと違うから笑うとか、ここ面白いところだぞって空気で笑うとかそういうのが少人数の客席なのに結構あって。本当に面白いから観てる間はあまり気にならなかったんですけど、終演後、キャストさんが客席に来てくれて直接感想が言えるので、私も主宰の野村さんには感想を伝えることができて、それはすごく良かったんですけど、そのあとの流れを観てるとやっぱり役者と客がすっごい距離が近い人が多くて。

それが好きで劇団や小劇場の俳優が好きな人も多いと思うんですけど、私はそれはたまにすごく微妙な気持ちになるので、やっぱり好きな俳優やタレントには客と距離を持ってほしいなって思ったりもしちゃう派です。ただし、これは完全に私の個人の考えで、距離をつめないとチケットが売れないとかファンサービスの問題はつきないと思いますし、芝居そのものはとってもおすすめです。

 

ゲストのこと

落ち担当でしたw 面白かったですけど、出演時間は1-2分かな。今回は前の週と二回ゲスト出演だったのですが、どうやら違うことをしたようです。

これ推しにしか興味ない人だとふざけんなって思うかもしれないけど、私が見かけた同厨の人たちは基本的に演劇好きな人が多くて、私と同じく、作品に満足してるっぽかったです。

結構、ゲストからレギュラーメンバーになってる人がいるので、もしや内藤くんも、、なんて期待したくなる。すごく好きな芝居だったので、これに出てる内藤くんすごく観たいなぁ。何役かって言われると悩ましいんですけど。

 

面白い仕組み

挨拶で、これから別舞台で本番ですって言ってる役者さんもいて、驚くとともにすごく納得したんですけど、これ余裕で掛け持ち出演可能ですよね。それがすごくいいなと。

朝劇のギャラがどの程度かはもちろん分からないし、体力的に1日1公演で死にそうになる作品をやってるような役者さんやテレビなどのメディア仕事もある人はもちろん無理なんですけど、とりあえず都内の劇団/小劇場を中心に活動してる人たちの芝居の仕事の場が増えるという意味ですごくいいですよね。

何ならバーやカフェを会場に使ってるので、受付スタッフや朝劇のときのバイトスタッフをそれこそその劇団の若手でまかなえそうなのもいいよなと(これは単に想像で実際のところは知らないですけども。固定メニューの提供や客の受付のスタッフはバーの社員を全部使ってるわけじゃないよなぁと思ったり)。何も関係ない居酒屋でバイトするより勉強になりますし。

今回、私が観た「朝劇 西新宿 恋の遠心力」は非常にレベルの高い、良い芝居でしたけども、同じような形でより若手や経験の浅いメンバーが土日の朝からちょっとした軽食付きで新人公演とかするとかもある程度メンバーを抱える劇団や芸能事務所の舞台だったらやっても面白いかもな、なんてそんなことまで考える機会になりました。

 

 

朝劇のカーテンコールは「おはようございます」 で挨拶が始まり「行ってらっしゃい」で終わります。

開場を出てもまだ10時すぎ。普段の日曜だと寝てる日もあります。

早起きって本当に得だなぁと思う素晴らしい贅沢な時間です。

(なお、この日、内藤くんの年明け最初のイベントのチケ発売が10時と10時30分からあったため、すがすがしい朝を満喫しきれなかったのは恨む)

熟してからが笑の技術:ナイスガイinニューヨーク

舞台感想

観てから日が経ってしまったのと、「コメディ」って演劇的にも難しいけど、面白さをブログで伝えるのもとーーーーーーーーっても難しいので、あんまりレポにはならないかもしれませんが、観たのはこちら。

 

ナイスガイinニューヨーク 

シアタークリエ『ナイスガイ in ニューヨーク』

原作:ニール・サイモン「カム・ブロー・ユア・ホーン」
上演台本・演出:福田雄一
出演:井上芳雄間宮祥太朗吉岡里帆愛原実花石野真子高橋克実

 

一応、あらすじ

舞台はニューヨーク、ある兄弟がいた。ハンサムでプレイボーイ、女性の訪問が絶えない兄の部屋にある日やってきたのは、生真面目な弟。父親の支配から逃げて家出をしてきたのだ。
内気な弟に女性と付き合う楽しさを教えようと一大計画を立てた兄は、彼を立派な紳士に仕立てあげる。
自分の部屋に弟を住まわせ、女性たちを次々と送り込むが、ある日、1本の電話の手違いにより2人の母親がやってきてしまう!
突然の来訪、しかも泣きじゃくる母をようやく家に帰したところで、今度は頑固一徹父親まで登場。
混乱した状況に慌てふためく兄弟をよそに、事態は予想もつかない方向に転がっていき―。

 

忙しいかもしれないけど、絶対に面白いから1回観るぞと決めて観て、ちゃんと面白かったんだからすごい。(語彙力のない感想

福田さんって本当に面白いよね。本人、結構余計なこと言ったりもするけど。あ、これ本当に余計な一言だけど、私、最近、仕事のできる演出家はやっぱり持ってる主張が激しかったりする分、SNSとかで余計なこと言いがちって思ってる。誰とは言わんけど、すっごい思い当たる人多数。

いやでも本当に面白いので。福田さん本人から発せられる言葉は時々「あぁ!?」ってなる時もあるけど、福田さんが作った舞台は好きです。

特に翻訳のコメディ舞台、コメディミュージカルは楽しいと思ってる。英語できないし、元の舞台がどのくらい面白いのかわからないけど、絶対にその国、その土地の笑を再現するなんてめっちゃ難しいはずなのに、キャストや作品は変わっても、間だったり、その時の笑とか取りいてくるし、しかもちゃんと元の海外の戯曲の空気を残すからかな、オシャレな舞台になってるんだよ。本人全くオシャレじゃないこと言うのに!

 

今回もまずセットや衣装が素敵で。すべてのシーンが主役の兄(芳雄)くんの部屋で展開するので、場面転換はないんだけど、オシャレなNY男の部屋なんだよ。バーカウンターがあるし。色もクラシカルじゃなくって粋。だからお母さん(石野さん)は片付いてないみたいに言ったりするのよね。

セットの後ろにバンドがいるんだけど、曲が始まると大きな窓のカテーンごしにバンドが見えるようになるのがすごくいい。ほとんどシルエットなんだけど、生バンドなんだよって分かるし、なんとなくオシャレなライブハウスの雰囲気が出る。

もちろんセット作ったり、衣装スタイリングするのは演出家じゃないとはいえ、制作の一番上のあたりに演出家&脚本家はいるとは思うので、福田舞台は割といつもセットとかも好きです。

 

内容はドタバタホームコメディです。アメリカのコメディドラマを最新のネタを入れた吹き替えで見てますって気分になる。

トライベッカがあったとは言え、芳雄くんと福田さんの相性が良いとは思ってたけど、思っていた以上によくて。浦井くんとか堂本剛くんみたいな素ボケとは違う、恐ろしいスピード感のツッコミとセリフの応酬。ミュージカルではお目にかかれないけど、ファンは皆知ってる井上芳雄の持ってる才能が発揮されまくった芝居です。

まぁ、よくしゃべる。そして福田喜劇の特徴である「どこまで脚本でどこまでアドリブかがわからない」。そういうポイントがすごく多かった。それだけ脚本もよくできてるし、出演している役者さんもよく稽古されてるんだろうなぁと。

あと、芳雄くんはスーツが抜群に似合うのでかっこいいです。さらに芝居と言っても、歌はフランク・シナトラの曲を4曲、生バンドで歌ってくれます。

 

キャストの中ではやっぱり注目は、弟役の間宮くん。私にとっては銀英伝のラインハルトが印象深いです。人柄もよく、いい芝居をするし、美形で背も高いけど、若干顔が大きいと言う完璧に舞台向きなイケメンだわぁという認識の彼です。

1曲、兄の芳雄くんと二人で歌う曲があるのだけど、アドリブなんだかセリフなんだか芝居の中で兄が歌い出したら「兄さん、めっちゃ歌がうまい」とか「歌やダンスは全くないストレートプレイと言われていたのに」とか言い出すので、若干、兄さんの歌に集中できないくらい笑ってしまうんだけど、間宮くん、声がいいのでなかなか歌も良かったです。そりゃ芳雄くんもアドリブなんだかセリフなんだか本音だか「それ以上上手くなるな」って言いますw

他のキャストもみなさん、お上手な方ばかり…の中で、実はヒロインの吉岡里帆さんだけ、ちょっとぎこちなさもあったんだけど、彼女初舞台だそうで。体当たりでフレッシュに演じてくれていて、この芝居の中のヒロインのキャラにははまっていたと思います。

 

***

コメディ(喜劇)、アドリブは難しい

これはたまたま、ナイスガイを観たあとに、友人と話したことなんですけど、改めてコメディって絶対に難しいし、劇場にあつまる都市部の女性が多いとは言え、一応「住んでいるところも年齢も性別もバラバラな人たち」が等しく楽しいと思える笑いって、相当に難易度が高いですよね。

泣かせるのは、それなりの役者(さすがに大根すぎるとダメ)に「絶対に泣ける脚本」をやらせればある程度の確率で泣けると思うんですよ。最近観た舞台だと、私は最高に切なくさせられて最高に好きでしたけど雪組の「星逢一夜」とかツキステの「夢見草」とか。あんなん絶対に泣きます。でも、笑いって本当に鍛錬によって身につけた技だよなぁと。

 

私が観た舞台ではないので作品名は出しませんが、ちょうど友人がナイスガイと同じ時期に観た舞台がまぁ、つまらなかったと言うんです。

で、実は原作は好みの差はあれど、実は海外の喜劇脚本で、出演者はナイスガイももう一つの舞台も友人の特定の贔屓/担当ではないけれど、どちらも自主的にチケットを取るくらいには好意的に観てるキャスト陣。ただし、後者の舞台のメインの方が若手。これは要するに演出と役者の技量の差なわけですね。

 

それでまぁ、いろいろと話してみて「初見なのにここから確実にアドリブ」というのが板からも客席からも分かるのが、一つ問題だよねって話になりました。

もちろん、わざとアドリブ(日替わり)コーナーみたいな形にしちゃうステージやイベントで楽しいものはあるし、その方がメリハリが付いて観やすい舞台もあります(2.5だとキャラでふざけすぎるのは難しいからそのコーナーだけ中の人がにじみ出てもいいみたいな暗黙の了解はあると思う)。

だけど、明らかに芝居の質が下がったり、急に内輪ネタに走っていたり、あるいは準備不足で予定されていないためか空白の時間が生まれたりすると完全に芝居が壊れる。

 内輪ネタ系は本当に客席がほぼ全員内輪(ファン)だった場合はそれで成立するので、何もしないよりはいいんですよね。ジャニ舞台とか最たる例です。

ジャニーズ舞台と言われるものは出演者は一部JAEさんやGロケさん、ゲスト女優さんを除いて基本ジャニーズなので、要するに主役どころ以外はJrなので、彼らに対する経験と時間を埋めるために、Jrによるアドリブコーナーは割と色んな舞台にあるし、しかもそこで確実に受けるのは主演の先輩だったり、国民的な人気になってるようなでびゅー組の先輩のネタとかです。。

 

そもそもお笑い芸人さんの漫才とかコントもその日一回限りのネタなんてものはむしろ少なくて、お笑いの大会だったり劇場で披露しているのは彼らの中でも、練りに練られたネタで、かつ何度も笑いをとったものです。落語もそう。

 

改めて、笑いって真剣にじっくり鍛錬し、磨いていくものなのだろうなぁ。

 

芳雄くんのコメディセンスは持って生まれた部分もあるとは言え、20代のうちに今回のような芝居をやっても、ここまで面白くはなっていなかったはず。

ここまで経験を積んで、芝居もトークも磨いて、劇中劇としてシナトラのナンバーを4曲くらい歌うことは彼にとっては難しいことではないだけの歌唱力と自信、場数も踏んだ上で、今回のナイスガイinニューヨークの面白さがあるんだろうなぁ。

何を観せるのか:『プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE』ep.1

舞台感想

舞台『プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE』エピソード1 を観てきました。

 

元々、めんじょーくんがep3と4に出演が決まっていたので、1と2も観ておくべきかなぁと思いつつ、原作(ビジュアルノベル、アニメ、ゲーム)は名前しか知らないのと、劇場が遠いという立地を理由にチケットは取らずにいたのですが

  • 作中に出てくるアイドル設定のチームのダンスの振り付けを町田くん*1がする!
  • しかもそのダンスを踊るメンバーに(ep1で私の知ってる俳優はそもそもそんなに多くない中で)仲田博喜くん、平牧仁くん、小林涼くんがいる!!!!!
  • というかサイトのキャストビジュアル見たら、太陽がやばい。二次元が過ぎる。*2

という流れで気になっていたところで、初日の評判が良かったので、ep3以降の予習のつもりで観劇してきました。

 

ストレートに楽しかった!!!

舞台の公式サイトの情報(「ストライド」というオリジナルのスポーツもので、学校ごとに対戦してストーリーが進むらしい。ライバルチームの一つがアイドル)程度で観劇しましたが、ものすっごく基本の話がシンプルなので、何の前情報もなく観れる舞台で、舞台上で行われる「ストライド」の迫力が凄かったので、ep3と4で強豪校のライバルキャラとして登場するんだろうめんじょーくんがどんな風に走って飛んでくれるのかが今から楽しみです。

2階席からの観劇だったんですけど、おそらく1階はもっと迫力があるんだろうなっていうのをひしひしと感じるとともに、2階だからこそ見える動きの違いや、ペダルで言うところのパズルライダー的なアンサンブルさんのすごい動きも良く見えました。

ストライド」はエクストリーム障害物リレー(会場は市街地)みたいなスポーツで、ランナーたちと司令塔となるリレーショナーの絆が物語のテーマなんですけど、多分、ランナー役とこのセットを動かすアンサンブルさんたちとの間には同じかそれ以上の信頼関係がある。というかないと怪我しちゃうと思うくらい、本当にギリギリのところで「ストライド」を実演してくれています。熱い。この稽古のメイキングがめっちゃ見たい。

あとは西星がものすごく近かった。察して!(語彙力)。

 

で、もうちょっと詳しく感想を書こうと思っていたのですが、こちらのブログが「ストライド」とはなんぞやとか、舞台全体のことについて楽しくまとめてくださっているので、そもそも「ストライド」って何!?って方や、プリストが気になるって方は是非こちらをお読みください。

rbess.hatenablog.com

 

というわけで私からは個人的な演出の印象とかのみ。

 

原作をチェックしていないので、どこまで忠実なのかオリジナルなのかは判断できないのですが、ぶっちゃけて言うと脚本は薄い。ペッラペラです。運動神経抜群の主人公が困ってるヒロインに声をかけられて、昔は強かったのに問題が起きて今は部員が足りない廃部寸前の部活で活躍するとか、トラブルを起こしたイケメンの先輩がいるらしいとか、いろんなスポーツ物の漫画やアニメでちょっと聞いたことがあるような展開が続いていきます。

本当にわかりやすく可愛い系のキャラ、メガネキャラなど、主要キャラがキャラ立ちしているし、脚本が薄いと言うのは良く言えば「シンプル」で無駄なセリフなどが一切なく、あくまでもメインはストライドの試合のシーン。

試合のシーンになればキャラクターの名前がDJにコールされビジョンにも映ります。たくさんの登場人物が出てくるわけで、一発で全部の名前は覚えるのは難しいけど、舞台で生の迫力あるストライドを観ていながら、アニメを見ているかのような感覚でキャラを追うこともできる。

そのあたりはおそらく、基本的にさほど難しい話ではないことに加えて、最初からep4までやると決め、「ストライド」の試合をどう見せていくかを考えて練られた演出、脚本の妙だと思います。

トライフルさんは以前から制作さんの主張が時にいろいろと激しいところはあるけど、作品(舞台)自体も制作の見せたいものを作るという筋が通っているので、多少の好みの差はあれど、大外れはないって印象で信頼していたんですけど、まさにでした。

 

「舞台でこのストライドというスポーツを表現したい」という明確なテーマがあり、それを最優先してくれているので、こちらもそれをストレートに受け止めればいいのがいいです。

そこに演出というか予算とか、キャスティングだったりを全振りしてくれているのがわかるので、多少、若い俳優さんの芝居が甘かろうと、脚本が薄かろうと、その「ストライド」が熱く、迫力のあるものになっているので、そこを楽しければ制作の狙い通りなわけで、それがドンピシャだった。

作り手がこの舞台で何を観せたいのかというのが、キャストにも観客にも明確な舞台は見ていてこちらも気持ちよく楽しめることが多いです。もちろんそれが生理的に合わないとかは時にありますけども。

 

そして楽しみの一つ、西星(ギャラスタ)のライブシーンのダンスはぶっちゃけアイドルファン兼務してる身からすると完成度はまだまだでしたね。でも、一連のストーリーの最後に行われるライブなわけです。すっかり親しみを覚えたストライドのチームが、レースにも全力を注いで、さらにアイドルしてるだなんて尊いって完全に洗脳されています。ちなみに町田くんの振り付けはとっても町田くんでした。KinKi Kidsというか光一さんのコンサートでありそうな空気あったよ。町田くんの中のアイドルの振り付けってことなんだろうなぁ!

あとはDJストライド!!!某ミニ四駆アニメがヲタクの始まりな世代のBBAはファイター!!!!ってなりました。わかるやつは同世代。

ストライドさんの存在がレースを盛り上げてることはもちろんですが、舞台前に彼の映像で「舞台観劇マナー動画」が流れたんですけど、これすっごくいいです。特に、前のめりがいかに視界を塞ぐかとか実演してたのは感動した。どこの若手舞台でも取り入れて欲しい手法です。

 

 

実は友達がアニメ脱落したとか言っていたので、当初、めんじょーくんの出演情報を把握した時点ではあまり期待していなかったのですし、ep1は特に贔屓の俳優はいませんでしたが素直に楽しかったので、スケジュールに余裕があればep2もチェックして、本命のep3と4に備えていきたいです。とりあえず今回は何も考えず手ぶらで見に行ったから、次の時はペンライト買うかキンブレ持って行く!

 

 

ちなみに、耽美の極みの『双頭の鷲』の後、みなとみらいから北千住まで大移動でした。ものすごく耽美で美しく詩的な舞台から、劇場で見るエクストリームイケメン運動会で振り幅すごかったんですけど、結局どっちも板の上はキラキラ眩しかったです。

 

美しいは正義。

*1:元ジャニーズjrというかMAの町田慎吾くん。ジャニーズ数年前までにジャニーズ通ってきている人間なら知らない人は多分いないでしょう

*2:鮎川太陽は2007年のJUMPデビュー時にジャニヲタというかJr担をしてきた人間的には気にかけたくなる存在

宙組公演 『双頭の鷲』

宝塚歌劇 舞台感想

その舞台上には美しいものしかありませんでした。

 

Musical 『双頭の鷲』~ジャン・コクトー「双頭の鷲」 より~

原作:“L’AIGLE A DEUX TETES” by Jean COCTEAU   脚本・演出:植田 景子

会場:KAAT神奈川芸術劇場

主演:(専科)轟 悠、(宙組)実咲 凜音

 

公演解説 | 宙組公演 『双頭の鷲』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

ミュージカル好き、宝塚好きなら知らない人はいないのではと思われる「エリザベート」はオーストリア皇后のエリザベートの生涯を元に創作されたウィーン発のミュージカルですが、この「双頭の鷲」もフランスの劇作家ジャン・コクトーJean Cocteau)がエリザベート暗殺事件を元に創作された芝居。

双頭の鷲という名前からして、ハプスブルク家のことかなという印象で、つまりはミュージカルのエリザにおけるトート(死、そして愛と自由を含めたこの作品のテーマを具現化したキャラクター)がいなくてエリザとルキーニに因縁があったように描いた作品ということかなと思っていたら、エリザベートとルキーニっぽいキャラクターの全く別の物語でした。双頭の鷲も暗にハプスブルク家を現しているところもあるだろうけど、むしろ決して離れられない二人をイメージして付けられたタイトル。

 

全体の印象

古典とまでは言えないが1940年代のフランスの芝居、しかも元々の登場人物は6人ということで、前情報だけだと宝塚で21人のミュージカルにして大丈夫なのかと思っていたけど、これがまぁ、むしろ宝塚のためのような作品だった。

話がそもそも宝塚および塚ヲタが大好きな愛と死をメインにした筋書きで、冷静に思い返すと、基本的な流れは荒唐無稽というか突っ込みどころが多すぎる。

でもこれは植田先生の演出とか訳のせいではなく、おそらくは元々の戯曲通りなのではないかと思われる。「エリザベート」っぽい状況の王妃と王妃を殺そうとする暗殺者の二人の物語ではあるけど、冒頭でこれは虚構であると言い切るのです。ストーリーテラーの口からハプスブルク家のルートヴィッヒやらルドルフやらモデルのエリザベートの名前も出てくる中で、彼らと同じようにまるでフィクションの不幸な王妃(最後まで名前はない)が現れる。みんな、これを見たらモデルはわかってるだろうからそれ以上の細かい部分なんていいだろう?っていう脚本自体から軽薄さすら感じられるのだけど、要するに「そういうスタンス」で作られたんじゃないかと思う。

よくよく話を聞いていても、この王妃は10年前、めでたい婚礼の日、愛する未来の夫が暗殺され、婚礼の儀式を待たずして未亡人になっている。そもそもその時点で王妃は王妃なのか?とか、王妃と王太后らの一派が対立したまま10年ってその国大丈夫なのかよとか言いたいことはたくさんあるけど、観てる間はそんなことはフィクションでファンタジーなので気にならないというか気にしません。

本筋に登場する人物は原作の6人のみで、そのほかの人物はストーリーテラー、そして物語の行方を観る傍観者として、彼らは時には美しいコーラスを奏で、踊るが、基本的に物語に関与しない。これについて、やっぱり宝塚の組子のファンは賛否両論なようで、その気持ちはわかる。もっと出番を!贔屓にセリフがない!!おそらくそういう気持ちもあるんじゃないかと思うが、傍観者がいることで、常に人に見られ噂されている「王妃」の緊張感や、この舞台の究極な美=虚構であることを際立たせるための仕掛けとしては面白いんじゃないかと思う。

ただし、もう少し人数は絞っても良かったかもしれない。出演者21人。キャストは戯曲の6人とストーリーテラーで7人。それ以外は本当にコーラスワークに必要最小限な人数で役のあるキャストたちにも影コーラスで参加させるくらいすれば、もう少し絞れたかもしれない。

ストーリーテラーは二幕冒頭ではアコーディオンまで抱えて、この舞台はストーリーテラーによる耽美な箱物語とそれを観る人たちでできた作り話だとしっかり認識させる。さすがにストーリーテラーが語りすぎなのではと思う部分もあったが(その他の傍観者パパラッチのSみたいにして代表して語るくらいでもよかったのでは)、それでも舞台は美しい。時に醜悪だったり、悲しかったり、緊迫したりするシーンも全てが美しい。

 

演出の景子先生の美へのこだわりは時に重すぎると大劇場ものでは結構賛否があるのだけど、小劇場作品ではこだわりが演出、脚本、装置、楽曲のすべてに行き届いている、貫かれているので、宝塚に求めているものの一つ、耽美が全く揺らがない舞台ということで、私はこの舞台、とっても好きです。

元々がそういう戯曲なのに、演出の植田先生の趣味というか美意識全開で、さらにデコラティブというのか美しいセット、衣装、演出だった。その中で演じているキャストたちの芝居は見事で、これがチープだと、せっかく作り上げた耽美が安いものになってしまうので、美しいコーラス、美しいダンス、繊細な芝居によってこの美しい舞台が完成されていたんじゃないかと思う。

芝居に見ごたえがあったから、観終わった直後は(今回の演出で)外部でもこの舞台が観たいと思ったけど、少し冷静に思い返すと、少なくとも『双頭の鷲』を宝塚以外でやるならこの演出は変えないとダメだろうな。この過剰な美はおそらく宝塚だからこそだロウな。 

セットがモダンで、ダンスが美しいなぁと思ったらセットは松井るみさん、振付は大石裕香さん。植田先生の美意識を表現するための鉄板の布陣。

割と近い席だったので、パッと見、ちょっと安っぽく見える部分も正直あったのは残念ではあるんだけど、おそらく客席中央のセンターあたりから見た時に、完璧に美しい透明感のある装置になってる。曇りガラスの壁で人物の影を透けさせ、常に人に見られている状況を作り出し、ビニールと白の布で覆われたセットにアンサンブルは全員黒の衣装。それが王妃の覚醒と共に色数が増えるというのもシンプルだけどパッと視線を奪われる。耽美好き女子はこういうの好きです。

 

キャストについて

スタニスラス役の轟理事。生で観るのは久しぶり。

相変わらずの年齢不詳な彫刻のような美しさ、しかし女性的でも全くない。男役の究極の姿。まさにこの物語では10年前に暗殺された王にそっくり、王妃は王の彫刻にキスをする、、なんて設定があるので、そこはとても良かった。たった三日間で王妃と恋に落ちる、「王族的精神を持つ無政府主義者」と言う不思議な色気と華を持った人物が確かにそこにいる、場作りは見事。

細かいところに目を向けると轟さんは元からちょっと声はこもりがちなので(だからこそ若くして演じたルキーニはハマリ役だったのだと思う)、台詞は聞き取りやすいとは言えない。10年前に亡くなった王とそっくりということであれば、もしかしたら若い俳優が演じてもいい役なんじゃないかとも思ったり。今回は理事によってカンパニーがすごくまとまった部分はあるのだろうけど、いつまでセンター(主役)でいるのかを、劇団はそろそろ議論しても良いのでは。

 

王妃役のみりおん(実咲)。エリザベートでシシィを演じてからの王妃役。

もともと今っぽさがちょっとないから地味な印象だけど、顔立ちは綺麗なので、轟さんとの並びは予想以上に美しく、この舞台に求められる素晴らしい王妃でした。歌も本当に娘役としては完成された域にあると思う。黒のドレス姿の美しさ、歌声。この双頭の鷲の王妃は、みりおんの代表作と言っても良いのではないか。

芝居はまずは膨大なセリフ量を淀みなく「王妃」として言いきったことはすごい。品もあってよかった。ただ彼女の強いセリフまわしが若干キンキンするところがあるので、それもある意味「王妃」の不安定さ、嵐を喜んでる姿など、私には合っている様に思えたけど、もう少し朗々とセリフが言える娘役が演じればまた違う「王妃」になるかもしれない。

 

フェーン伯爵の愛ちゃん(愛月)。

とにかく見た目が本当にかっこよくて腰抜けそうになったわ。。あの軍服姿の愛月さんのビジュアルが嫌いな宝塚好き女子はいないと思う。歌もルキーニを経てだいぶマシになった。が、曲そのものがなんというか作品から浮いた印象だったけど、あれは植田先生の演出だったのか、それとも愛ちゃんに歌えるソロ(メロディ)にするための調整だったのか。そこだけが確信を持てなかった。あとは滑舌、もうちょい、セリフの聞き心地がよくなるといいなぁ。

 

王妃の読書係、エディット役のあおいさん(美風)。

役が少ないので副組長であり、歌も芝居もうまい美風さん。安心して観ていられるけど、さすがに、フェリックス(桜木)の婚約者というのは無理があるのでは。王妃のそばにいながら、王妃の味方ではなく、フェリックスに対してもすごいもの言いをすることからして、なかなか若い子をキャスティングするのは難しいのはわかる。けれど、この役はもう少し若い娘役で観たかった気もします。あおいさんにはパパラッチの中の王太后やコーラスソロをやっていただくのでも良かったと思うけど、どうでしょうか。

 

亡き王の友人であり、王妃に仕えるフェリックス・ド・ヴァルレンスタイン公爵役はずんちゃん(桜木みなと)。

贔屓ということもありますが、歌もお芝居もすごく丁寧だったように思います。エディットとの芝居はなかなか本公演でも演じられないような設定でのセリフの応酬だと思うし、ソロも非常に難しい音程だったにもかかわらず、耳に優しい歌声。目覚めた王妃に向ける笑顔は本当に彼が王だったら幸せになれるのにと思うし、エディットとの関係、その後のラストの終わり方からして、彼は全く幸せになれないのだけど、ずんちゃんのフェリックスの見た目と芝居のピュアさが、それをより切なくさせる。

ルドルフとフェリックスと立ち位置は違えど王妃に想いをかける純粋な男性が続いたので、ぜひ次は癖のある役でも観てみたいです。

 

ストーリーテラーの和希くん、ストーリーテラーが必要だったかどうかという議論はあるにしろ、与えられたセリフを、とても聴き心地よく言うことのできる人、さすがです。

そしてセリフはありませんがトニー役の穂稀くん、そしてパパラッチの他のキャストさんも見事でした。パパラッチの中ではメガネのかっこいい人が気になったので、パンフで確認、おそらく七生くん。目を奪われました。

 

 

美しいものが観れると思って劇場に足を運んで、本当に板の上に美しいものしかなかった。

フィクションとわかってその美しい箱庭芝居を観る。贅沢な時間。

アイドルは客席を笑顔にして:LUNATIC LIVE

ツキステ。
ツキプロ祭・冬の陣:2.5次元ダンスライブ ツキステ。LUNATIC LIVE

2016年12月4日(日) 【昼の部】開場12:30 開演13:30

会場:パシフィコ横浜 国立大ホール

 

前の週に風邪をひいて喉がしゃがれてましたが行ってきました。小劇場で始まった「ツキステ。」がパシフィコ埋めちゃってましたよ。。アニメ化と連動して、公式による盛り上げがあったとはいえ、パシフィコの2階や3階にも人がいることに本当にびっくりしました(発表された時は2階3階閉鎖でやるのかな〜くらいに思っていた)

 

セトリは予想通り、二幕の夢見草とほぼ同じだったのだけど、予想外だったのは夢見草の劇中歌も歌ってくれたこと。これはとっても嬉しかった。

そもそもツキステ。の2.5次元ダンスライブが好きでこのイベントに参加してるので、新衣装(一部キャスト新ウィッグ)に、箱が大きくなったおかげの劇場サイズではできなかった照明や特効演出が加えられ、よりリアルなアイドルのコンサートになっていて感慨深かったですし、なかなかに厳しいスケジュールだったにもかかわらず、全力で頑張ってくれた内なる魂さんたちのパフォーマンスには拍手。

アニメ衣装が解禁されるかもとは言われていたけど、個人的にはアニメの作画の不安定さもあって、ぶっちゃけそんなにいいと思っていなかったので、作画が安定しているツキステキャストが着るとあんなに格好良いんだなぁという嬉しい誤算もありました。

そしてアイドルソングはやっぱり背景に何もない小さい場所よりも、照明や特効があるとより映える!今後もツキウタ。が続いていくのであれば、大きな箱でのダンスライブイベントは一年に1-2度くらいのお楽しみとして開催して欲しいなぁ。

 

楽しいコンサートだったんですけど、よりリアルなアイドルコンサートになったことによって、劇場サイズだったら仕方ないと思えたけど、今回無視できないなって時間も結構あったので、今後の発展を願ってちょっと文句をつけて(ry

(つまりレポじゃないのでご注意ください)

 

箱(会場)について

今回のパシフィコのような大ホールでは、劇場をでかくしただけなので(だからこそ稽古期間が短くても劇場のままの演出だったから開催できた)、今後の目標として、アリーナ会場、できれば私が愛する横アリでの開催を次の目標に何卒。。

たぶんパシフィコのホールの3階最後尾の席よりも、横アリのスタ10のが観やすいと思います。

ちなみに横アリの縦配置だと15000キャパなのですけど、メインステージを横に大きくとるようなレイアウトなら、席数もグンと減るし、ツキアニ。最終回のステージレイアウト(あの変則的なアリーナ構成)を再現できるんじゃないかと思うのですがいかがでしょうか。とにかく、アイドルのかっこいい曲を最高にカッコよく見せるために、炎とレーザー、それからポップアップやクレーン、ムービングだったりの変則可動ステージが欲しいっす。ジャニーズさんやエイベックスあたりに借りれませんか。

ツキノウタの巨大な丸い球体も横アリならば再現可能だと思いますよ(センター上にあれくらいの大きさのものを吊るす演出は大型ビジョンなどいくらでも過去実例あり)。

 

演出について

前もって公式Twitterなどでも言われていた通り、劇場サイズとは違い、レーザー、炎、銀テと言った、リアルコンサートな演出が使われていてそこそこ豪華でした。これについてはグラビでこう言う演出みたいとか、プロセラであれをやって欲しいとか言い出せば色々あるんですけど、予算はもちろん、箱の問題や、そもそもセトリが夢見草と同じとかの根本の問題があるので、ここでは次回に向けてやって欲しいポイント。

スクリーンの映像演出もっと何とかならんかな。。

ムービックさんの後ろにはアニメやCGを作ってるぴえろさんなり色々いらっしゃるでしょうし? グッズやらビジュアルやらを作っているイラストレーターとかデザイナーとかたくさん抱えてるでしょう?? 一番改良の余地があるポイントだと思われます。

まずはコールのできる曲の時は歌詞をスクリーンに出すことをですね。。

じたんのグループとかデビュー曲のコールは東京ドームの55000人ほぼ覚えてるはずだけど、今でもバッチリ小学生みたいなセンスの色とフォントでスクリーンに出ますよ。

今回で言えば、GRAVITIC-LOVEとLOLV-Lots of Love-はある程度、コールを煽るような演出こみで歌詞をスクリーンに映すくらいしてもいいんじゃないかと。

それから、デュエットナンバー(もし今後ソロがあるならソロも)はイントロとか間奏だけでも、イメージにあった映像演出があってもいいと思うなぁ。せっかく12の季節を彩る楽曲たちなので。これは一度作っちゃったら使いまわせるし、今後の劇場公演でもブルーシアターとかなら使えると思うので、ぜひご検討いただきたい。

 

ファンサタイムで真顔になる

これ。このことが書きたくてルナライのブログを書くことにしたとも言える。

今回のセトリは基本的に夢見草のダンスライブそのままだったのですが、途中にコントパートからのプレゼントタイム、要するにクリスマスプレゼントという名の元で、キャストからツキうさまんの投げ込み&ファンサタイムがあったんですが、これがまぁ、ちょっとどうかと思う時間でした。

 

少なくとも私はこの時間、途中から幸せな気持ちがすり減って真顔になったよ。

そのあとのツキノウタとかで回復できて本当に良かった。。。

 

これ、ジャニコンで同じ時間同じことしたらネット炎上すると思うんだけど、2.5舞台とか2次元の声優さんのイベントだとこんなもんなんですかね!? 私はダンスライブとツキステで生まれたコントタイム自体はすっごく楽しかったですけど、その流れからのファンサタイムはひどいと感じたので、ここだけは次回に向けて改善していただきたいので、よくなかった部分を勝手に書いていく。

  • プレゼント(つきうさまん)の数が中途半端。こういうプレゼントは劇場の中の幸運な数名じゃなければ全員に配れるものを用意しないともらえない人間の不満度があがる。しかも時間が長いから不満のゲージが上昇していく。。できるだけ遠くの客席に投げ入れるならともかく、キャストさん達通路側手渡しもかなりしてましたけど、それだと通路側の人間で複数もらえてる人絶対にいたと思うんですが。大体、あんなに配るくらい用意があるなら、普通に再販して全国のアニメイトに行き渡らせるほうがよっぽどプレゼントだと思うぞ。
  • 長すぎるファンサタイムなのに、リーダーズの二人がキャラじゃなかったんですけど、これは公式はどう考えているのか。ツキステの中のコントキャラとしてのムツキくんは好きだし、霜降りさんA5ランクは面白いですけど、だとしてもムツキくんと霜降りくんでファンサするのは違うんではないか。これが内なる魂でのトークイベントの延長ならともかく、ツキウタ。の「ライブイベント」である以上、ファンサタイムも睦月始、霜月隼であって欲しかった。
  • ものすごく長い時間だったにも関わらず、キャスト全員がバラバラに客席に散ってしまって、2階や3階はもちろん、埋もれ席の置いてきぼり感が酷すぎる。12人いるんだから、あれだけ長い時間そういうサービスタイムを設けるのであれば、常に3-4人はステージ上でおしゃべりしてもいいのでは?? そもそもコントタイムはあったけど、MCらしきものは最後までほぼなかったので、キャラでテーマトークするでもいいし、もうムツキくん霜降りくんで通すなら内なる魂でもいいから客を放置しないで欲しい。

プレゼントタイム最初はすごいサービスいいなって思いましたけど、通路から全く近くない私は割とすぐにただただ待つ時間になってしまい、完全に真顔モードでした。

ファンサがもらえないと嫉妬に狂うタイプでもない私ですら真顔になったので、これ俳優のリアこちぁんだったり、若いファンで前列埋もれあたりで良席と信じて入った子とかの心持ちはどうだったんでしょうか。

プレゼントタイムが終わってライブが再開したときは心底ほっとしましたね。。

 

キャストさんたちについては、段取り通りに真面目にお客さんにサービスしようと考えたのだろうし、主催もファンのためにって思ったことなんでしょうけど、アイドルの前で退屈な時間があったので、それだけは何とかして欲しいです。

 

じたんやじたんのいるグループのコンサートが完璧だとは全く思っていなくて、生きているリアルアイドルのコンサートは楽しいけど、毎年ツアーの出来栄えに差があったりもします。

ただひとつ言えるのは、すごく良いと思えるアイドルのコンサートだとじたんが(他人に)ファンサしてる姿を見ていて自分も幸せになれるし、 じたんに限らず、いいアイドルだな~って思う人のお手ふりやウィンクは一人に対してじゃなくて、その周辺数百人同時に幸せになれるものなのです。

 

俳優の彼らにそれを身につけろとは言いませんが、アイドルもののコンテンツを作ってる主催、制作のスタッフさんにはアイドルとはどういうものなのかってことをもう少し考えて構成を作って欲しいです。

 

ここまできたんだし、第三幕も決まっているのだから、今後も期待しています。