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美しの沼

客席より愛を込めて。

何を観せるのか:『プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE』ep.1

舞台感想

舞台『プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE』エピソード1 を観てきました。

 

元々、めんじょーくんがep3と4に出演が決まっていたので、1と2も観ておくべきかなぁと思いつつ、原作(ビジュアルノベル、アニメ、ゲーム)は名前しか知らないのと、劇場が遠いという立地を理由にチケットは取らずにいたのですが

  • 作中に出てくるアイドル設定のチームのダンスの振り付けを町田くん*1がする!
  • しかもそのダンスを踊るメンバーに(ep1で私の知ってる俳優はそもそもそんなに多くない中で)仲田博喜くん、平牧仁くん、小林涼くんがいる!!!!!
  • というかサイトのキャストビジュアル見たら、太陽がやばい。二次元が過ぎる。*2

という流れで気になっていたところで、初日の評判が良かったので、ep3以降の予習のつもりで観劇してきました。

 

ストレートに楽しかった!!!

舞台の公式サイトの情報(「ストライド」というオリジナルのスポーツもので、学校ごとに対戦してストーリーが進むらしい。ライバルチームの一つがアイドル)程度で観劇しましたが、ものすっごく基本の話がシンプルなので、何の前情報もなく観れる舞台で、舞台上で行われる「ストライド」の迫力が凄かったので、ep3と4で強豪校のライバルキャラとして登場するんだろうめんじょーくんがどんな風に走って飛んでくれるのかが今から楽しみです。

2階席からの観劇だったんですけど、おそらく1階はもっと迫力があるんだろうなっていうのをひしひしと感じるとともに、2階だからこそ見える動きの違いや、ペダルで言うところのパズルライダー的なアンサンブルさんのすごい動きも良く見えました。

ストライド」はエクストリーム障害物リレー(会場は市街地)みたいなスポーツで、ランナーたちと司令塔となるリレーショナーの絆が物語のテーマなんですけど、多分、ランナー役とこのセットを動かすアンサンブルさんたちとの間には同じかそれ以上の信頼関係がある。というかないと怪我しちゃうと思うくらい、本当にギリギリのところで「ストライド」を実演してくれています。熱い。この稽古のメイキングがめっちゃ見たい。

あとは西星がものすごく近かった。察して!(語彙力)。

 

で、もうちょっと詳しく感想を書こうと思っていたのですが、こちらのブログが「ストライド」とはなんぞやとか、舞台全体のことについて楽しくまとめてくださっているので、そもそも「ストライド」って何!?って方や、プリストが気になるって方は是非こちらをお読みください。

rbess.hatenablog.com

 

というわけで私からは個人的な演出の印象とかのみ。

 

原作をチェックしていないので、どこまで忠実なのかオリジナルなのかは判断できないのですが、ぶっちゃけて言うと脚本は薄い。ペッラペラです。運動神経抜群の主人公が困ってるヒロインに声をかけられて、昔は強かったのに問題が起きて今は部員が足りない廃部寸前の部活で活躍するとか、トラブルを起こしたイケメンの先輩がいるらしいとか、いろんなスポーツ物の漫画やアニメでちょっと聞いたことがあるような展開が続いていきます。

本当にわかりやすく可愛い系のキャラ、メガネキャラなど、主要キャラがキャラ立ちしているし、脚本が薄いと言うのは良く言えば「シンプル」で無駄なセリフなどが一切なく、あくまでもメインはストライドの試合のシーン。

試合のシーンになればキャラクターの名前がDJにコールされビジョンにも映ります。たくさんの登場人物が出てくるわけで、一発で全部の名前は覚えるのは難しいけど、舞台で生の迫力あるストライドを観ていながら、アニメを見ているかのような感覚でキャラを追うこともできる。

そのあたりはおそらく、基本的にさほど難しい話ではないことに加えて、最初からep4までやると決め、「ストライド」の試合をどう見せていくかを考えて練られた演出、脚本の妙だと思います。

トライフルさんは以前から制作さんの主張が時にいろいろと激しいところはあるけど、作品(舞台)自体も制作の見せたいものを作るという筋が通っているので、多少の好みの差はあれど、大外れはないって印象で信頼していたんですけど、まさにでした。

 

「舞台でこのストライドというスポーツを表現したい」という明確なテーマがあり、それを最優先してくれているので、こちらもそれをストレートに受け止めればいいのがいいです。

そこに演出というか予算とか、キャスティングだったりを全振りしてくれているのがわかるので、多少、若い俳優さんの芝居が甘かろうと、脚本が薄かろうと、その「ストライド」が熱く、迫力のあるものになっているので、そこを楽しければ制作の狙い通りなわけで、それがドンピシャだった。

作り手がこの舞台で何を観せたいのかというのが、キャストにも観客にも明確な舞台は見ていてこちらも気持ちよく楽しめることが多いです。もちろんそれが生理的に合わないとかは時にありますけども。

 

そして楽しみの一つ、西星(ギャラスタ)のライブシーンのダンスはぶっちゃけアイドルファン兼務してる身からすると完成度はまだまだでしたね。でも、一連のストーリーの最後に行われるライブなわけです。すっかり親しみを覚えたストライドのチームが、レースにも全力を注いで、さらにアイドルしてるだなんて尊いって完全に洗脳されています。ちなみに町田くんの振り付けはとっても町田くんでした。KinKi Kidsというか光一さんのコンサートでありそうな空気あったよ。町田くんの中のアイドルの振り付けってことなんだろうなぁ!

あとはDJストライド!!!某ミニ四駆アニメがヲタクの始まりな世代のBBAはファイター!!!!ってなりました。わかるやつは同世代。

ストライドさんの存在がレースを盛り上げてることはもちろんですが、舞台前に彼の映像で「舞台観劇マナー動画」が流れたんですけど、これすっごくいいです。特に、前のめりがいかに視界を塞ぐかとか実演してたのは感動した。どこの若手舞台でも取り入れて欲しい手法です。

 

 

実は友達がアニメ脱落したとか言っていたので、当初、めんじょーくんの出演情報を把握した時点ではあまり期待していなかったのですし、ep1は特に贔屓の俳優はいませんでしたが素直に楽しかったので、スケジュールに余裕があればep2もチェックして、本命のep3と4に備えていきたいです。とりあえず今回は何も考えず手ぶらで見に行ったから、次の時はペンライト買うかキンブレ持って行く!

 

 

ちなみに、耽美の極みの『双頭の鷲』の後、みなとみらいから北千住まで大移動でした。ものすごく耽美で美しく詩的な舞台から、劇場で見るエクストリームイケメン運動会で振り幅すごかったんですけど、結局どっちも板の上はキラキラ眩しかったです。

 

美しいは正義。

*1:元ジャニーズjrというかMAの町田慎吾くん。ジャニーズ数年前までにジャニーズ通ってきている人間なら知らない人は多分いないでしょう

*2:鮎川太陽は2007年のJUMPデビュー時にジャニヲタというかJr担をしてきた人間的には気にかけたくなる存在